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弥生小学校解体11月26日より開始

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弥生小学校の解体日程が20日に決まり、解体が11月26日より開始されると報道された。

北海道新聞によると26日から校舎を鉄板で囲い30日から校舎と体育館の間の渡り廊下を解体。12月2日から体育館を、そして校舎の一部は12月9日から解体を始めるとの事。
解体は5ブロックに分けて行なわれ今回の南西部分の他に、来年3月には北西と南東部分を、6月に北東部分が解体される。職員玄関のある北側は壁面の再生保存のため、2010年度から新築校舎の工事と合わせて2ヵ年で行なわれるそうだ。


北海道新聞では20日に「弥生小の保存運動」というコラムが掲載された。
これまでの経緯を伝え、「議論は本当に尽くされたのか。」と締めくくられている。

また、同日の北海道新聞で函館市議会についての記事が掲載された。
『一見、市と鋭く対立する議会だが、実は市長の提出議案のほとんどを原案通りに可決している。
函館市議会は過去10年間、市の議案を修正した事はない、なぜか。
「議員は地域や業界など背負っているものがいろいろある。あちらを立てればこちらが立たずとなってはまずい。」「議論をすると他会派の議員との関係が悪くなる。」
議員たちの本音から浮かぶのは、公開の場での討議を通じて異なる利害を調整するという、政治の本旨を放棄した姿だ。』道新はこのように函館市議会の怠慢を厳しく批判した。

議論する事を放棄し、打ち合わせ通りに芝居を演じるだけの函館市議会総務常任委員会が弥生小学校の解体を決定付けた事は間違いないだろう。
by lennon-9 | 2009-11-21 12:52 | 函館市政