ezzoforte

弥生小学校解体問題、判断を下したのはどこなのか?

f0137097_1636873.jpg
7/20北海道新聞道南版にて弥生小学校問題が初めて取り上げられました。
今までこの問題に触れることの無かった北海道新聞が取り上げたのは元町倶楽部が要望書を提出した事によるものなのでしょうが、独自取材をして問題提起する位の気概を望みたいものです。

今回の問題は、函館市教育委員会では「弥生小学校の校舎は耐震強度が不足しており、補強では対応が難しい(不可能?)よって解体・新築しか方法が無い」と主張。
それに対し、函館市教育委員会が解体の根拠にしている「耐震診断書の内容の信頼性に疑問がある」とするのが一部市民の主張であり、もしも「耐震診断書」あるいは「解体の判断」に問題があれば函館市教育委員会の主張する根拠は崩れる事になります。

函館・弥生小学校の保存を考えるでは早くからこの問題を提起しており、私自身が弥生小学校の解体の危機を知ったのもこのブログからでした。

今回は相当きわどい内容を書いていますが、今までの経緯が納得出来る様な話ではあります。
関心のある方は下記の記事をお読み下さい。
耐震診断をしたのはどこか

ところで教育委員会が主張する「耐震補強では対応出来ない」とする判断を行った会社は一体どこなのでしょうか?
もしも歴史的建造物の耐震診断と耐震設計について経験の少ない会社が担当していたならばノウハウを持たないが故に、安易に補強では無理との判断を下してしまう可能性があるのではないでしょうか?

「函館臨海研究所」と「地域交流まちづくりセンター」の耐震診断と耐震設計を行ったのは同じ会社で、どうやらこの二つの建物を手がける以前には歴史的建造物の耐震診断と耐震設計の実績を持たない会社らしいのです。そしてこの会社が今回の弥生小学校の耐震診断に関わっているのでは?との噂もあります。
函館市教育委員会はきちんと情報を公開すべきではないでしょうか。

もしかすると以前私が危惧していた「解体・新築によるレプリカ復刻ビジネス」は、もうすでに現実の出来事なのかも知れないのです。そして、弥生小学校は「歴史的建造物の耐震診断と耐震設計のノウハウを豊富に持つ会社」であれば解体せずに再生・活用するプランを我々市民に示せるのではないでしょうか?

函館市教育委員会は再生・活用の可能性を我々市民が納得できるまで模索すべきであろう。
少なくとも、今の段階で解体の結論を急ぐべきでは無い。
[PR]
by lennon-9 | 2008-07-20 17:29 | 函館市政